地面に転がった愛と夢の話をしよう。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm35023789

この動画のはなしをします。裏話的なアレです。
(Twitterの方でした話をまとめて内容増やしてます。)
ー諸注意ー 二人の関係をこの曲と幻覚と共に解釈して再構築しているので、公式などとは一切関係ありません。また、動画以上に激しい幻覚を見ていたって話をするので、ブロマガネタを動画コメで話すのはできればおやめください。これはココまで来てくださったコアなフレンズの中で楽しんでいただければと思います。ブロマガの感想はここのコメントかTwitterでよろしく!TwitterはリプでもDMでもいつでもウェルカムです。

ーコレがプロローグー
 まず、この動画の個人の共通イメージとして、山田一郎は夢、碧棺左馬刻は愛を意識してます。左馬刻は一郎が夢であると知ったし、一郎は左馬刻が愛であったと知った、みたいなのが今回の動画の軸になるのかなーって作り終わって考えました。そういうの大体は後付です。作っている間は映像の解釈よりも曲とキャラを解釈して映像一本に統合していく作業をしているので、あんまり深くは考えていないです。
 この、「愛」「夢」のテーマは「相手に投影している」ものを想定しました。つまり、「碧棺左馬刻から見た山田一郎は夢」「山田一郎から見た碧棺左馬刻は愛」ってことになります。この前提がこの動画の一番のキモです。テストに出るからな!マーカー引っ張っとけ!

じゃあその前提を踏まえてドン 大まかな動画の流れ
前奏はまぁ自己紹介みたいなもんなのでスルー かっこよさが一番大事。
でも、一郎の情報を「deta」にして左馬刻の情報を「Profile」にしたのは作為です。
あえて言うなら、初っ端の一郎は一人で自分の頭を撃ち抜くジェスチャーをします。撃ち抜いたのは山田一郎一人です。あとは任せる。

1番。
ここは左馬刻のターンです。特筆しておくべきことといえば、「DID」についてでしょうか。
Damsel in distress、つまり「囚われの姫君」なんですが、これは合歓ちゃんを想定しました。

▲おわかりいただけただろうか……左馬刻のカットイン以前は、木の人形が椅子に座っているのだ……

「DIDはいない」「もういいかい」一郎のパートです。公式くんがなんかサマ→イチの確執に合歓ちゃんを匂わせてきたのでこう組み込みました。一応私は公式の出してきた「設定」はかろうじて、かろうじて受け入れる気持ちを見せますがあれをストーリーだと認めるつもりは一切ありません。公式に悲しさと悔しさで泣かされ続けているので、その気持ちを常にバネにして二次創作やらせてもらってます。お前が推しを格好悪く描くなら俺が史上最高にかっこいい男にする。こんなんで申し訳ねーがシクヨロです。

次に語るシーンと言えばココですかね、1番サビ前半の「BLACKOUT」

▲フ~~タバコがいいね!エフェクト適用するの忘れて白光りしてるけどまぁ目立たせるための演出ってことで!!!!

このBLACKOUTの左馬刻は後半に再登場します。光が落ちきるまでのシーンの前半部分と、光の動かない、止まったままの、どこかセピアの雰囲気をまとった明るい場面の2場面。


▲ちゃんとタバコにもエフェクト当ててる~~~~~!!えらい!

これは、左馬刻をすくい上げたのは一郎っていう演出ではあるんですが、この明るい場面の方の歌詞は、「怪物になって」です。
「すくう」演出から一歩進んで、もはや現在に至ってはいっそおぞましいなにかになってしまったふたりが二人であった記憶、が「怪物になって」という意味合いとニュアンスがあればいいな~~~!!っておもいました!

クレジットを挟んで、2番です。
ココはすらっと決まりました。
甲斐ない心臓→自分のプライドとかそういったもの
君を救い出せる術→施設から弟たちを連れ出す術
こんな醜い姿→自分に誇れない自分の姿、そして弟たちに敵意を向けられる自分の姿
のような解釈です。山田一郎は元来「誰かのために自分を曲げられる」男だと解釈していて、そこに「自分を貫くことの大切さ」を教えたのが左馬刻だったらな~って妄想しました。そうせざるをえない事故があったので……
そこからは決別の意志のターンです。

▲立ち上がる一郎と僅かに動揺を見せる左馬刻

これは一番カメラ回してて興奮したシーン

「グラビアのあれだ!!!!!!!」って一人で大騒ぎしてました。

TDDのターンで特筆すべき事は4人で円になってる部分の一番最後「救済のイド」「救済」は寂雷先生の足、

イドでは乱数を写しています。

イドは本能的衝動の貯蔵所で,快感原則に従って快を求め不快を避ける機能を有するとされる、フロイトの精神分析の用語です。
まぁ一応、踏まえた上のカット割り、ということで。

最初で最後の幸福が一郎にとってはTDDだったのか、というコメントが有りましたが、ある種ではそうで、ある種ではそうでない、というのが私の解釈です。
「最初で最後の幸福」ではTDDのほかメンバーと背を向けた姿、

「捨てたんだ」ではマイクを手にする姿のカットになっています。

このマイクがジャム猫さんの素晴らしいモデリングで、持ち手のBB、のうち部分が二郎と三郎のカラーになっています。つまり、マイク1本でバスブロの示唆が可能だな、と踏んでこう作りました。

TDDは「一郎が一番年下」のチームです。ま~様々な媒体を見るに、今まで親しい大人に恵まれなかっただろう一郎が、心を寄せられた大人であり、それを超えて仲間になれた空間、というのがTDDにはあったんじゃないか、と推察しました。
一方、バスブロは「一郎が一番年上」のチームです。そして、私の解釈によると、一郎が自分を曲げてでも施設から連れ出したかった弟たちと共に組んだ、唯一無二のチームです。
この山田一郎にとっての全く別方向の2チームと、それぞれの解散から結成までを汲んで、「最初で最後の幸福さえも捨てた」→事により、得られたものがあった、という気持ちで作ってます。解散なくして結成はない。結果は常に最善と捉えろ。その先で最高を目指せ。ウス!!!!!!

あとは……なんかある…??あとは多分見たままです。
ステージの話だと、「教会」で罪を背負う、もしくは自覚する二人と、二人きりの世界は一つの椅子以外他に物のない「倉庫」っていうのもポイントと言えばポイントです。

モデリングの話でもしますか?
今回はどうしてもBBvsMTCの構図を作りたくて、でも作り始めた3/20頃は理鶯さんのモデル配布が終わってしまっていたり調整中だったりでどうしようかな~~~~~ああ~~~~~~と1週間位悩んだのですが、仮組みの動画も出来上がってしまったし他にすることもないしで諦めて自分で作ることにしました。結果があれです。総出演時間6秒ほどでアップのカットもないのでゆるーく作ってたのですが思ったよりマジになってしまって……まだ調整中で顔でさえもいじくり回しているのですが、現状おおよそこんな感じです。動画のときとはだいぶ顔変わってます。

ほぼ出来上がったようなタイミングで初の正面絵が来て「あと1ヶ月早ければサイコ~~~~~~~~だった~~~~~~!!!!!!!!」と泣きながら修正しました。
まだまだ頑張るぞい♡

動画のエフェクトの話で言えば、今回は始めてRay-MMDに挑戦しました。動画としてでてるのは二郎のlalalatchのほうが先なんですが、始めてこのエフェクトいじくり回したのはこの動画です。すごいね!ほしかった影が出る!!代わりにめちゃめちゃグラフィックが重い……ちょっといいPCお持ちのフレンズなら多分気持ちよく扱える強いエフェクトだと思うのでよろしければぜひ!

そろそろ言うことなくなってきたな……なにか聞きたいことがあればTwitterかブロマガコメントでどうぞ。お答えできるものに関してはお答えします。
最後に、動画いっぱい見てくださってありがと~ございました!!日参してるってコメントくださってる方もいて嬉しい限りです!これから一度7月くらいまでは動画作るのお休みする予定なんですがま~多分また我慢ならずなんか作るかもしれないのでそのときはよろしくおねがいします。
結局作り手のこういうのってノイズなので、これは作った人間が書いたものじゃなくて、どっかのなんか強い幻覚見すぎてるオタクの戯言だと思って古紙回収の日にでも出しといてくださいね。解釈にたった一つの正解はないので、「ウンウン、それもまた一つの見解だね」と適当に流しておいてもらえれば幸いです。

すべての製作者様に感謝と敬意を示して!

それでは、こんなとりとめのない文章に付き合ってくださりありがとうございました!

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